総合施術コース

　2．鍼灸

鍼灸は東洋医学の一つで2000年以上の歴史を持ちます。トルコより東の地域で発達した医学全般が東洋医学と呼ばれ、鍼灸は古代中国で始まりました。日本には5世紀半（古墳、飛鳥、奈良時代）ごろに朝鮮半島を経由、もしくは中国から直接伝えられたと言われています。そして平安後期頃から日本独自の診断法や施術が加えられて独自に発展してきました。とても長い歴史があり現在まで受け継がれている施術ですので、その効果の程は言うまでもありません。ただ歴史の長い中で様々な流派、学派が生まれそのやり方も千差万別です。

当院で行う鍼灸は、非常に刺激に優しいものです。鍼灸においては施術で痛い（響きなど）と感じる事が効果があると言われることもありますが、私自身鍼を打たれて痛いのが嫌いです。自然と自分のやる手技が優しいものとなりました。髪の毛ほどの太さの鍼を使います。また皮膚に刺入せずにツボや経絡を刺激する方法もあります。お灸においても然り、やけどの痕を残さない刺激の少ない方法も選んで行います。

3．整体

整体とは、まさに体を整えるということで、広義ではほぼ全ての手技療法が整体という事になりますが、狭義では日本人が独自に編み出した手技療法ということになります。時に達人と呼ばれる整体師が現れる事がありますが、学問として体系づけられていない事が多いため（例外あり）一代限りで終わる場合が多いと言われています。

当院で行う整体の手技は、東京の整体師で柔道整復師の村上一男先生が考案した「村上式ほぐし療法」が基本ですが、その手技に長年の臨床で得た独自の手技をあわせたものになっています。全身の筋肉や関節を揉む、擦る、揺する、引っ張るなどの刺激を心地良さと共に行います。

その他、症状や年齢性別などを考慮しながら運動療法や物理療法、インソール作製などを組み合わせて施術していきます。患者様のご希望やご要望もできる限りお聞きして満足と納得の施術にしていきたいと考えております。